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2009年11月12日 (木)

なんでこんなところに・・・

昨日、初めての方たちがお料理教室にいらしてくださいました。

あるお勉強会で知り合った、ほぼ同い年くらいの女性3人。

みなさん中学生~高校、大学くらいの食べざかりのお子さん(なぜか男の子が多かったです)がいらして、お仕事も抱え、忙しいなかで家族を食べさせ、家事をこなしていらっしゃる方たちです。

テーブルでお茶を飲みながらレシピの説明をしたあと、キッチンに入って、一緒にお料理を作っていきます。

みなさん初めていらしたので、何気なくあちこちに目線がいっているのがわかります。 よそのお宅に伺った時って、自分の家とは違う景色に思わずきょろきょろしてしまいますよね。
特にキッチンは、女性のお城。 その人のセンスや性格、こだわりが一番現れる所ではないでしょうか。

私のキッチンに対する考え方は、”楽しく料理できる空間” であること。

動線が悪かったり、取りたいものがすぐ手にできなかったり、効率が悪いと、楽しいお料理の時間も、イライラしたり、疲れるものになってしましますよね。 だから、「楽しい」 という言葉のなかには、作り、片付けし、生ごみ処理の方法に至るまで、効率、安全性、清潔さ、手軽さなど全部含まれています。
全てがスムーズにいくと、ルンルン♪と心も軽く、楽しい気持ちで料理ができます。

ところでマイキッチンのシンクの壁には、鏡がかかっています。

それを見つけた昨日の生徒さんの一が、
「なんでこんなところに鏡があるんですか?」
と聞いてきました。 そうですよね。あんまりキッチンに、しかもシンクのところに鏡のあるお家は少ないでしょう。
お料理をする時は、材料を洗ったり、お鍋や食器を洗ったりと、シンクの前に立っている時間って、意外に長いし、じっとその場に立って作業しますよね。

ずいぶん前、体調がわるく、手足は冷え、脚はだるくて、お料理が好きなのにキッチンに立つことが本当に辛い時期がありました。
冷たいお水で野菜を洗ったりお米を研ぐのもゾクッとするほどで、私は眉間にしわを寄せてやっていました。

いけない。
こんな顔して作ったお料理が、おいしいわけがない。

そのことに気がついたときから、自分が笑顔で料理できているか、自分をチェックするためにシンクの所に鏡をかけました。

そう説明したら、3人が3人共、「そうだ~。 そうよね~。 朝も、晩もついつい忙しいから、ちょっと、手伝ってよ!とか、眉間にしわよせて息子に言ってる。 怖い顔して料理してる~~!」

料理は、家族への愛情表現のひとつでもありますし、私にとっては、楽しい時間のはず。

ゆとり

自分自身のためにも。

だから、なんでこんなところに、というところに鏡があるのです。

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